2023/10/26
|
|
【肩こり改善②】解消するコツ、ポイントとは? |
|
肩こりを解消するコツ、ポイントとは? 肩こり解消のポイント さて、何をしていけばいいでしょうか? と前回上げたポイントは以下の通りです。 ・猫背姿勢などの不良姿勢の改善。 ・姿勢を維持するための姿勢筋力の向上。 ・肩に負担のかからない姿勢を維持していくための、環境の整備。 こんなところでしょうか。 結局のところは「姿勢」を良くして、肩に負担のかからないようにすることが大切になります。 そしてそれを保っていくための柔軟性と筋力、それをより楽に続けていくための環境を整えることになります。 分かっているとは思いますが、こんな姿勢はNGです。 姿勢って大切だと思っている方は多いとは思いますが、 肩や腰に負担のかからない姿勢をしていくことに対して、「できない」理由を語る人が多いこと多いこと。 「でも、それを変えないとよくならないよ!」 「一時的に良くなってもすぐに元に戻りますよ!」 結局のところ日々の習慣の蓄積により肩こり部の組織の耐性が弱まり、ある時をさかえに痛みとして発症してしまうのです。 そこのところも解説していきますね。 肩こり発症のメカニズム 通常のケガは以下の感じとなります。 組織を損傷するレベルの衝撃があっと時に、ある一定のレベルを超えることで損傷してしまいます。足首の捻挫をイメージしていただけるといいでしょう。 以下は積み重なる負荷により、組織の耐性が低下して損傷をしてしまうというものです。 ぎっくり腰やぎっくり首はこのように起こります。今回のテーマの肩こりも同様です。 あるところで限界を超えてしまい痛みとして発症します。 理想的な状態は以下のようになります。 負担のかからない状況を作り、組織の耐性を回復させていくのです。 ここのところをまとめると、 仕事(デスクワーク)で肩に負担をかけ続けていることに対して、仕事以外での時間での回復が追い付いていないということが考えられます。 ではどうしたらいいのか? それは、 仕事の時の負担を軽減していくことです。 負担を減らすことで、回復が追い付くのです。 その方法として、 ①仕事をしない・・・現実的ではないですね(笑) ②仕事の時間をコントロールして短くする(可能なら効率良くしていきたいですね) ③仕事時の負担を減らす いかがでしょうか? どれならできるでしょうか? できることをやってみてください。 ここでは現実的にできることとして、 ③の「仕事時の負担を減らす」について解説をしていきますね。 仕事時の負担を減らうとは? 改まって、仕事時の負担を減らすには?なんて言いましたが、もうすでに解説していますね。 ・姿勢を良くする ・いい姿勢を維持していくための筋力をつける ・いい姿勢を維持していくための環境を整える この3つです。 まずは、 肩や腰に負担のかからない姿勢をしてみましょう。 肩や腰に負担のかからない姿勢をしてみましょう まずは壁によりかかます。踵は壁につけなくてもいいですね。 2~3cmほど壁から離してください。 壁に背中を付けた際、 後頭部、 みぞおちの後ろ、 お尻が 付くようにしましょう。 そして 両腕を最大限外側にねじって ください。 しっかりと今お伝えした4つのポイントを押さえて立っていることは可能でしょうか? みぞおちの後ろを壁につけると頭や肩が前方に移動してしまうし、 かといって頭と両腕の外ひねりをしっかりやろうとすると、 みぞおちの後ろは壁から離れるし、 そんな感じがあったのではないでしょうか。 また立てたとして楽に立ててますか? この姿勢を楽に維持してられることが肩こり解消の姿勢作りには大切です。 ポイント 頭を壁につけた状態でみぞおちの後ろを壁につけ、 そして両腕を外ひねることを実現するには、 頭と胸郭と肩甲骨を整えていくことがポイントとなります。 実際のところこの姿勢を楽にできる人は少ないでしょう。 なかなかやりがいありますね。 でも、肩こりを解消するのならば、避けていてはいけないところなのです。 肩コリ部の耐性を超えないようにしていくことが大切なので、実践あるのみです。 次回はそんな腰・肩に負担のかからない姿勢を楽にしていくための「緩める方法」について解説をしていきますね。 参考:マッスルインバランス改善の為の機能的運動療法ガイドブック荒木 茂 (著), 土屋 元明 (編集)運動と医学の出版社 お問合せ、ご相談、ご予約のお申込は こちらからお願いします。 |
|