2024/2/8

「痛みをよくする」のと「パフォーマンスを上げる」はイコールだ

 
「痛みをよくする」のと「パフォーマンスを上げる」はイコールだ。
 
 
 
 
あたり前なことなのですが、改めて言葉にしてみました。
 
 
私が専門としているランニングでは、
ランニング初心者に起こりやすく、また頑張れば頑張るほど起こりがちな、
「うまく走れていない」「使い過ぎ」による痛みである「故障」は、多くのランナーの悩みでもあります。
 
 
シンスプリント、足底筋膜炎、腓骨筋腱炎、後脛骨筋腱炎、アキレス腱炎、ガ足炎、腸脛靭帯炎(ランナー膝)、ハムストリングスの肉離れ、坐骨神経痛などなど挙げればきりがありません。
 
 
このような故障は、使いすぎの症状ととらえがちですが、深堀していくと「負担のかかる間違った体の使い方の結果」です。
 
 
痛みがないときは自覚はないので、認識しづらいのですが、
負担のかかる間違った体の使い方をし続けることによって、練習強度や量が増えることにより許容量を超えると痛みとしてあらわれてくるのです。
 
 
 
 
よく「痛みをよくする」は病院や整骨院で治療、「パフォーマンスを上げる」はパーソナルトレーニングジム、スポーツクラブ等での運動指導として、治療と運動は別々なものと考えがちです。
 
 
骨盤調整などの関節の調整、筋肉をほぐすなどの手技療法や超音波などの電気治療をしても、根本的な間違った動きが変わっていないと、すぐに痛めた患部に負担がかかることは間違いありません。
 
これが痛みが良くなっても使い始めると痛みを繰り返す原因です。
 
 
「間違った動きを変える」
 
 
ここがランニング障害の肝なのです。
 
さらに深堀をしていくと、
 
体幹(コア)がうまく使えていないことによって、膝や足などは間違った動きしたくなくてもしてしまわねばならないのです。これを体幹機能不全といいます。
 
「なぜ、体幹(コア)が大切なのか?」
「姿勢が良くないとなぜいけないのか?」
 
ここの大切さを体感していただきくことで、
 
 
「間違った動きを変える」
 
 
ことの意味を理解できることでしょう。
漠然と体幹(コア)が大事なのはわかっているだけではなく、体を通して理解できると、より体幹(コア)への取り組みが体の痛みやパフォーマンスアップにつながっていくことでしょう。
 
ここをクリアできることで、
今まで無駄に力が入っていたところが、適度な力の入りとなり、
円滑で協調的な動きを身に着けることができることでしょう。
これだけでもパフォーマンスは上がること間違いなしですね。
 
 
 
「間違った動きを変える」は、
 
ありきたりの言葉ですが、
これからは「痛みをよくする」、「パフォーマンスを上げる」ためのスタンダードな言葉となると確信しています。病院や整骨院、パーソナルジムなどのあり方も変わってくることでしょう。
 
 
 
 
北千住、西新井、綾瀬、草加、越谷、松戸、柏、八潮、流山など
お体の不調やスポーツパフォーマンスの不調でお悩みの方は、
北千住駅から徒歩3分、22時まで行っている
sports&careスタジオ カラダプラス(パーソナルトレーニング/整骨院)にご相談ください。
 
お問合せ、ご相談、ご予約のお申込は
こちらからお願いします。