ちょっとの変化が走りを変える！アシスティックストレッチ ～ランニングにおける効率的な姿勢と動きつくりその④～

 

 

 

今回の戸隠トレイルランレースのアフターイベントとして、

「ちょっとの変化が走りを変える！アシスティックストレッチ」と称して、

障害予防の考え方、そして実際に「緩める・整える」「安定させる」「円滑に動く」までを

「アシスティック」というツールで体感していただく予定です。

 

今回のコンディショニング講座の内容を作成するにあたり、

走りやすくなるコンディショニング方法についてを4回に分けてお伝えしていきますね。

 

 

 

 

第一回　障害予防の考え方

第二回　効率よく走るための具体的な「緩める・整える」方法

第三回　良い姿勢を維持する具体的な方法

第四回　効率よく走る具体的な方法

 

 

 

 

 

 

改めて、
アシスティックとは？

 

上半身の伸張性と可動性を向上させるだけでなく、いわゆる良い姿勢である、ニュートラルポジションを維持しながら動く感覚入力から、上半身の動きに対しての動的安定性の向上など、「緩める・整える」「安定させる」「円滑に動く」にアプローチできるツールです。一般的なストレッチでは動かす事が難しい部分を自ら無意識に可動させることができ、怪我の予防、パフォーマンスアップへと導く。日本の水泳界を代表するトレーナー桑井太陽氏が考案しました。

 

 

 

 

 

座ったり立ったり、しゃがんだり、

今回体験していただいたランナーの方にとっては、

ランニング時にもバックスリーを維持していくことがポイントとなります。

 

 

 

 

 

 

では、ランニングへの活かし方について解説しますね。

 

アシスティックを背中に当て、バックスリーを維持しながら歩きます。

 

慣れてきたらアシスティックを万歳して持ち、バックスリーを維持した状態で歩いてみましょう。

 

姿勢の崩れのある方は、

はじめはこの姿勢を維持しながら行うのは難しい方もいるかと思います。

 

もし大変、と感じた方は、

何度か繰り返してみる、

それでも厳しい方は、再度緩めて整えるアシスティックエクササイズを行って

胸回り肩回りの柔軟性を高めてから行ってみてください。

 

 

 

ここまで行えると腰を反らずに胸が張れる、いい感覚で歩けるのではないでしょうか。

 

ここからは走りに転化していきます。

アシスティックを万歳して持ち、バックスリーを維持する意識で片脚立ちをします。

股関節90度くらい曲げましょう。

 

安定してできるようになったら、片脚立ちの脚を入れ替える瞬間に反対側の脚を持ち上げます。

空中で脚を入れ替えます。

慣れてきたら前進してみましょう。

 

 

動画はこちら

 

 

時折バックスリーを確認してください。

 

安定して行えるようになったら走ってみましょう。

 

はじめに走った感覚と比べてください。

 

姿勢が整うことと、空中で脚を入れ替える動きができると、

片脚で地面を押す力が増すように感じるのではないでしょうか。

これが姿勢がい良い状態で走る感覚です。

しっかりと今ある力を地面に伝え推進力に変えてくれます。

 

 

 

 

 

いかがでしたか？

ちょっとの変化が走りを変える、アシスティックを活用したランニングにおける効率的な姿勢と動きつくりについて解説していきました。

 

アシスティックは

「緩めて・整える」

「良い姿勢を維持安定させる」

「効率的に走る感覚を身に着ける」

 

などランニングにおける必要要素が詰まったツールです。

私が行うパーソナルトレーニングでは、

このツールのみでコンディショニング指導を行うことも多いです。

 

ただ前回も解説したようにアシスティックでなく手も行うことが可能です。

バスタオル、スキーのストック、突っ張り棒などです。

 

 

 

 

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