2026/2/2

「お腹をへこませる」は本当に体幹にいいの?


「お腹をへこませる」は本当に体幹にいいの?

~ピラティス・ドローインと“使える体幹”の本当の話~

 

 

 

「姿勢を良くしたい」
「腰痛を治したい」
「体幹を鍛えたい」

そんな方がよく言われるのが、


「お腹をへこませてください」

では、これって本当に体に良いのでしょうか?

今回は、最近注目されている**コアコンディショニング(ヒトの発育発達再学習理論)**の考え方から、わかりやすく解説します。

 


■ よく聞く「ドローイン」って何?

ドローインとは、

お腹をグーッとへこませること

です。

ピラティスやトレーニング、整体などでもよく使われています。

やると…

  • お腹が硬くなる

  • 姿勢が良くなった気がする

  • 体幹に効いている感じがする

ので、「良さそう」に感じますよね。

 


■ 結論:ドローインは「悪」ではありません

まず大切なこと。

ドローインは“間違い”ではありません。

本来は、

✔️ 体幹を意識するため
✔️ 反り腰をリセットするため
✔️ 初心者向けの練習として

使われてきました。

つまり、

「練習用の補助輪」みたいなもの

です。

問題は…

ずっとドローインを続けてしまうこと

なのです。

 


■ なぜ「へこませ続ける」とよくないの?

私たちの体は、本来、

呼吸しながら安定できる構造

になっています。

でも、ずっとお腹をへこませていると…

❌ 呼吸が浅くなる
❌ 体がガチガチに固まる
❌ 動きが重くなる
❌ 腰や肩に負担がかかる

という状態になります。

つまり、

「固いけど弱い体幹」になる

のです。

日常生活やスポーツでは、

  • 歩く

  • 立つ

  • 仕事する

  • 運動する

すべて呼吸しながら行いますよね。

息を止めないと安定できない体幹は、実は使えない体幹なのです。

 


■ 「本当に使える体幹」とは?

私は、理想の体幹をこう考えます。


「お腹をへこませず、風船のように内側から支える体」

イメージはこれです

  • お腹をぺたんこにしない

  • 脇腹や背中もふくらむ

  • 呼吸しても姿勢が崩れない

これが、

✅ 本当に使える体幹
✅ ケガしにくい体
✅ 疲れにくい体

の正体です。

赤ちゃんが自然に身につけている安定の仕方でもあります。

 


■ じゃあ、ピラティスは意味ないの?

いいえ、そんなことはありません。

良いピラティス指導では、

① 最初はドローイン
② 慣れたら呼吸型へ
③ 最終的に自然な体幹へ

と進めていきます。

問題なのは、

ずっと「へこませたまま」止まってしまうこと

です。

 


■ 良い呼吸を最短で身につける簡単トレーニング

ここからは、ご自宅でできる「正しい体幹づくり」です。

1日5分でOKです。


【① 仰向け呼吸(いちばん大事)】

① 仰向けで寝る
② 膝を軽く曲げる
③ 鼻からゆっくり吸う
④ 脇腹・背中をふくらませる
⑤ 口から細く吐く

×6回

お腹はへこませません


【② 四つん這い呼吸】

① 四つん這いになる
② 背中まっすぐ
③ 同じ呼吸をする

×5呼吸

重力がかかる状態で練習


【③ 立ったまま呼吸】

① 壁にもたれる
② 軽く膝を曲げる
③ 呼吸を続ける

×5回

日常動作へつなげます


■ 1週間続けると…

多くの方が、

✔️ 呼吸が深くなる
✔️ 姿勢が楽になる
✔️ 腰や肩が軽くなる
✔️ 疲れにくくなる

と実感されます。


■ まとめ

最後に、今日のポイントです。

✅ ドローインは「練習用」
✅ ずっと続けるのはNG
✅ 本当に大切なのは呼吸しながら安定すること
✅ DNS呼吸が「使える体幹」への近道

一言でいうと:


「へこませる体幹」から
「ふくらむ体幹」へ

変えていきましょう。

 

 

 

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