2025/12/30

【スポーツをしている子供の足の内側の痛みの原因と対処法】

スポーツをしている子供の
足の内側の痛みの
原因と対処法

〜がんばる子の足を守りたいパパさんママさんへ〜

 

 

 

「最近、うちの子が『足の内側が痛い』って言ってて…」
「スポーツの後は歩き方がぎこちない気がする」


そんなお悩み、ありませんか?

 

特に小学生〜中学生のスポーツをがんばっているお子さんにとって、足の内側の痛みは見逃してはいけない大事なサインです。

 

 

 

✅よくある原因はこの2つ!

①有痛性外脛骨
(ゆうつうせいがいけいこつ)

聞き慣れない名前ですが、
実は**10〜15%の子どもにある“余分な骨”**が関係しています。

この外脛骨(がいけいこつ)は、足の内側(土踏まずの上あたり)にある小さな骨で、通常は問題ないのですが…

 

  • スポーツでの走る・跳ぶ動作

  • 成長期で骨が未発達

  • 扁平足でアーチが崩れている


といった状況が重なると、
この外脛骨が靴や筋肉に引っ張られ、
炎症や痛みが出てしまいます。

 

特に「靴に当たって痛がる」「土踏まずの上を押すと痛い」場合は要注意です。

 

 

 

②後脛骨筋腱炎
(こうけいこつきんけんえん)

こちらは、足のアーチ(土踏まず)を支えている筋肉が、使いすぎで炎症を起こす症状です。

 

  • 長時間の運動

  • アーチが低い(扁平足気味)

  • 筋肉の柔軟性や筋力が不足している

 

といった要因で、
内くるぶしの下〜土踏まずにかけて
ズーンとした痛みが出るのが特徴です。

 

 

こんな様子が見られたらチェック!

✅ 靴の中敷きがいつも内側だけすり減っている
✅ 運動後や長時間歩いたあとに足を引きずる
✅ 足の内側を押すと「痛い!」と言う
✅ 土踏まずがあまり無く、平らに見える
✅ 痛い足をかばって、つま先歩きになっている

 

 

自分で(親が)できる対処法

お子さんが足の痛みを訴えたら、
まずは無理をさせずに休ませることが第一です。

そのうえで、以下のような対処法が効果的です。

 

✔ 安静・アイシング

  • 運動は一旦ストップ

  • 1日2〜3回、10〜15分ほどビニール袋に水と氷を入れて冷やす

 

✔ クッション性のある靴・アーチサポート

  • 土踏まずを支えるインソール(市販でもOK)を入れてみましょう

  • 靴の中で外脛骨を圧迫しないデザインもおすすめ

 

✔ ストレッチ・筋トレ(整骨院での指導が安全です)

  • 後脛骨筋やふくらはぎ、足裏の柔軟性をアップ

  • 正しい足の使い方を身につけることで、再発予防にも◎

 
 
 
 
 
当院でできること
 
痛めた原因である”間違った動きを変える”ことが、根本解決です。
 
 
電気療法でも
患部の回復はできますが、
 
 
痛めてしまった原因は
変わっていないので
再発する恐れがあります。
 
 
繰り返さないためにも、
”間違った動きを変える運動療法”
が大切と当院では考えています。
 
 
 
 

まとめ

成長期の足の痛みは、
「がんばっている証拠」でもありますが

 

放っておくと、
慢性的な痛みやパフォーマンス低下につながることもあります。

 

「ちょっと痛いだけ…」が、
実はしっかりケアした方がいいサインかもしれません。

 

お子さんの足の痛みで心配なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

次回は間違った動きを変える運動療法についてお伝えしていきます。

 

 

 

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